公益社団法人 日本水道協会

愛媛県支部

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施設名称 JL式急速ろ過池
所在地 宇和島市柿原字鴻の内甲2124番地2
HP
概要
 この建造物は、大正15年 (1926年)の上水道創設時に設置された浄水施設の一部で「JL式急速ろ過池」と呼ばれ、全部で8池あります。
フロート(ぶい)を利用し半自動で水量調整ができるという、当時としては斬新なもので、さらに円形構造の急速ろ過法の採用により、ろ過池の面積を少なくし、効率的な用地の利用を図った施設となっています。
※ JL式 … アメリカの Jewell Pure Water 社が開発した、当時最新のろ過池の方式です。
昭和51年3月の須賀川ダムおよび現柿原浄水場の完成により、すべて取り除く予定でしたが、県下初の上水道として創設された施設であることなど、その文化的価値から、県の許可を得て保存しているもので、往時の姿を現在に留めております。

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