水道施設管理技士制度のご案内
水道施設管理技士(3級)資格認定・登録募集要領

 

1.目   的 

 この資格制度は、民間企業及び水道事業体の技術者等を対象として水道施設維持管理の技術力を、その実務経験、試験等によって評価、判定のうえ資格として認定し登録するものです。
 資格は1級、2級、3級の3段階に分かれていますが、このうち、今回は3級資格について募集を行います。3級資格は、資格審査と3級初任者講習会(以下、「講習会」という。)受講によって資格認定と登録を行うものです。
 なお、本資格制度全体については別紙「水道施設管理技士資格認定・登録要綱」をご覧ください。

2.資格の種類

@ 水道浄水施設管理技士(3級)
A 水道管路施設管理技士(3級)

3.申請要件等

(1)申請対象者は、民間企業又は水道事業体(上水道事業、簡易水道事業、水道用水供給事業の事業体又は専用水道をいう。)に勤務している方又は過去に勤務していた方で以下の要件に該当する水道実務経験を有する方です。

【水道実務経験の要件】

要件1 資格の種類別の水道実務経験は次のとおりです。

@水道浄水施設管理技士(3級)
 貯水・取水から浄水施設までのいずれかの施設(導水施設は除く。)に係る下記要件2の@からFに該当する水道実務経験を合わせて3年以上有すること。

A水道管路施設管理技士(3級)
 導水、送水、配水施設のいずれかの施設に係る下記要件2の@からEに該当する水道実務経験を合わせて3年以上有すること。

要件2 水道実務経験とは、民間企業又は水道事業体における水道関連の次に掲げるいずれかの業務の経験をいう。

  @ 施設計画の策定
  A 施設の設計
  B 施設工事の監理・監督
  C 施設の試運転
  D 施設の維持管理
  E 施設の運転管理
  F 浄水施設の実験

(2)要件2に掲げる業務がその性質上非継続的又は断続的業務の場合、1年間に換算して120日以上(1ヶ月あたり10日以上(1日8時間で換算))当該業務に従事した場合に限り、当該業務の経験期間は水道実務経験とみなします。

(3)同時期に複数の業務に従事していても経験年数の重複は認められません。この場合は、そのうちの主たる業務に従事した経験とします。

(4)3級資格については浄水施設、管路施設の2種類を同時に申請することは可能です。ただし、水道実務経験はそれぞれの資格に応じた実務経験となるため、重複して使用することはできません。

4.申請方法等

  水道施設管理技士認定センターホームページ上の「水道(浄水・管路)施設管理技士(3級)資格申請入力要領(以下「入力要領」という。)」に従い、「申請画面」からご申請ください。

5.水道実務経験の証明

(1)「水道実務経験」の証明

@入力申請した「水道実務経験」については、申請者の所属する企業代表者又は水道事業体責任者(以下「企業代表者」という。) による「申請書記載事項証明書」の提出が必要です。
現所属と異なる企業(水道事業体を含む。)における水道実務経験等については、現所属の企業代表者による証明を認めます。

A「申請書記載事項証明書(以下「記載事項証明」という。)」の様式は入力完了後、画面上に表示しますので、これを印刷して使用してください。

(2)書類の提出方法

@「記載事項証明」は、ホームページからの入力申請の後、必ず「書類提出期間」内に「水道施設管理技士認定センター」宛に郵送してください。

(送付書類等)
@.申請書記載事項証明書

・入力画面から出力したもの、顔写真データ添付済み

・添付する顔写真含めてモノクロ印刷可
(データはフルカラーでお願いいたします)
注)申請書記載事項証明書に添付する顔写真(電子データ)について

・申請者本人のみが正面を向いて撮影されたもの、上半身脱帽、背景無地

・データのサイズは、運転免許証サイズ(縦:3.0cm、横:2.4cm)を推奨

・申請時6ヶ月以内撮影のもの

・ファイルはJPEG形式

・スマートフォン等の写真は縦横比等が正しく表示されない可能性がありますので、 ご遠慮願います

A.申請手数料の納付を確認できる証票(振込明細書等のコピー)

A「提出期間」内に上記書類の提出がない場合は申請がなかったものとして取り扱います。

B宛先
〒102-0074 東京都千代田区九段南4−8−9
  公益社団法人 日本水道協会
     研修国際部研修課内 水道施設管理技士認定センター

6.申請期間及び書類提出期間

(1)入力申請期間

 令和6年4月1日(月)〜令和6年4月30日(火)

(2)書類提出期間

 令和6年4月1日(月)〜令和6年5月10日(金)(消印有効)

7.資格審査

(1)申請書に基づき資格審査を行い、その結果を6月下旬までに本人宛通知します。

(2)資格審査にあたっては、実務経験等を確認するため、書類の提出を求めたり問い合わせを行うことがありますので予めご承知ください。

なお、上記問合せに利用するため、申請時にご入力いただく電話番号及びメールアドレスは、必ず日中連絡のつく電話番号及びメールアドレスをご入力ください(別途担当者の電話番号及びメールアドレスをご入力いただく場合も同様)。

8.講習会の開催

(1)資格審査の結果、資格要件を充たしている方には審査結果通知と併せて講習会の受講についてお知らせします。

(2)受講に際しては、申請手数料とは別に講習会受講料が必要となります。

(3)講習会は次の要領で開催します。

  東京会場 令和6年 7月16日(火) 日本水道協会
  大阪会場 令和6年 7月16日(火) 日本水道協会大阪会館
   ※詳細についてはこちらをご参照ください。
   ※受講者は指定された会場で受講してください。

9.講習会の免除

 申請書に入力していただいた水道実務経験の中で水道事業体での現場実務経験を一定以上有する方については、講習会の受講と受講確認テストを免除します。この場合の「水道事業体での現場実務経験」の考え方は、本要領の3に掲げる水道実務経験ではなく、別紙「水道施設管理技士資格認定・登録要綱」第9条に定める「水道事業体での現場実務経験」となります。
 なお、「水道事業体での現場実務経験」該当の有無については、水道施設管理技士認定センターが審査し判定します。

10.資格登録証の交付

(1)講習会を受講し、受講確認テストに合格した方及び講習を免除された方に「資格登録証」を交付します。

(2)資格登録証は、8月下旬に本人宛郵送します。

(3)資格登録証の有効期間は4年間とします。

11.資格登録証の更新

(1)資格登録は、4年に1度更新手続きが必要となります。更新に際しては本人による登録更新の申請と更新時講習の受講が必要となります。

(2)更新手続き等については、更新対象年度の10月上旬に発送する「登録更新のご案内ハガキ」にて本人にお知らせします。

(3)「登録更新のご案内ハガキ」発送までに登録情報(勤務先、書類送付先、電話番号、メールアドレス等)に変更が生じた場合、マイページ(https://annai.jwwa.or.jp/kanrigishi/mypage/index)によりご修正ください。

(4)更新手続きを行わなかった場合は資格は失効となりますのでご注意ください。

12.申請手数料及び講習会受講料

(1)申請手数料
申請手数料(1種類)      10,000円(消費税込み)
※資格の種類ごとに申請手数料が必要となりますので、2種類(浄水、管路)同時に申し込まれた方は20,000円(消費税込み)となります。
※手数料の振込み(納入)を確認できるもの(銀行等の振込明細票、振込金受取書等のコピー)を「申請書記載事項証明書」に同封し、水道施設管理技士認定センター宛に送付してください。
※企業等で複数の申請者の申請手数料を一括して振込んだ場合には、振込明細票等を複数コピーし各個人ごとに送付してください。

(2)講習会受講料
講習会受講料          10,000円(消費税込み)
※複数の資格を同時に申し込まれた方も講習会受講料は10,000円(消費税込み)です。
※受講料の振込み(納入)については、資格審査結果を通知する際に、併せてご連絡いたします(申請手数料と同時に振り込まないでください)。

(3)申請手数料等は、下記の口座にお振り込みください。

三菱UFJ銀行 市ヶ谷支店
普通預金 0871023
         シャ)ニホンスイドウキョウカイ
口座名義 公益社団法人日本水道協会
       〒102-0074 東京都千代田区九段南4−8−9

(4)企業等で複数の申請者の申請手数料の振込みを行った場合、又は申請者以外の方が申請手数料の振込みを行った場合、振込担当者の方は下記により振込み内容をメール(kenshu@jwwa.or.jp)でお知らせください。

(振込担当者からお知らせいただく内容)
@企業名 A振込年月日 B振込金額 C振込担当者名 D振込担当者連絡先住所及び電話番号 E振込人名義 F振込みを行った銀行名・支店名 G申請者名

(5)申請手数料の振込みが確認できない場合は、申請がなかったものとして取り扱います。

(6)納入後の申請手数料は、いかなる場合でも返金しません。
※資格審査の結果、不合格となった場合でも申請手数料は返金しません。

13.その他留意事項

(1)申請後に申請内容を変更する場合は、印刷した申請書記載事項証明書の訂正部分を朱書き訂正の上、水道施設管理技士認定センター宛にメール(kenshu@jwwa.or.jp)で届け出てください。
 なお、申請書記載事項証明書提出(水道施設管理技士認定センターへの郵送)前の場合には、朱書き訂正した申請書記載事項証明書を提出してください。

(2)資格登録証交付後に虚偽の申請が判明した場合、当該申請による認定を取り消すとともに、以後2年間は申請を受理することができませんので十分ご注意ください。

(3)申請後に自宅住所、氏名、勤務先に変更が生じた場合は速やかにメール(kenshu@jwwa.or.jp)にて届け出てください。

(4)資格登録証を紛失又は毀損し、再発行が必要な場合は、再発行手数料(1,000円(消費税込み))を以下の様式「再発行申請書」に記載の口座に振込みの上、「再発行申請書」を水道施設管理技士認定センターまでメール(kenshu@jwwa.or.jp)にてご送付ください。

水道施設管理技士 登録証再発行申請書

(5)2級及び1級の資格試験を受験する場合には、種類別(浄水・管路)に3級資格を取得していることが受験条件となることにご留意ください。
 ただし、別紙「水道施設管理技士資格認定・登録要綱」第13条に定める「技術士に対する2級及び1級認定・登録の特例」により2級及び1級資格を取得する場合には、3級資格の取得の必要はありません。

(6)2級及び1級の資格認定は試験により行いますが、詳しくは別紙「水道施設管理技士資格認定・登録要綱」をご覧ください。
 また、令和6年度の2級及び1級の資格試験は令和6年10月に募集し、令和7年1月19日(日)に実施する予定ですが、その時期に改めて募集要領等でご案内します。

(7)募集要領中の日程等に変更が生じた場合は、ホームページにその旨を掲載します。

14.問い合わせ先

〒102-0074 東京都千代田区九段南4−8−9
  公益社団法人 日本水道協会 水道施設管理技士認定センター
           (研修国際部研修課内)
  電 話 (03)3264−2462
  E-mail kenshu@jwwa.or.jp