今後、発生が懸念されている南海トラフ地震や首都直下地震などの大地震では広域・長期にわたる断水が発生する可能性があります。 これらの大規模災害時においても、国民生活や社会経済活動に必要不可欠なインフラである水道には迅速な対応が求められています。
本手引きは、会員相互で行われる応急給水、応急復旧等の相互応援活動を迅速かつ円滑に実施し、被災した水道事業体の給水を早期に確保することを目的としています。
→詳細はこちら
本手引きに係る研修用パワーポイント(素材)及び広報用リーフレットを作成いたしましたので、ご自由にご活用ください。
○地震等緊急時対応の手引き〜相互応援の一般事項編〜 ○地震等緊急時対応の手引き〜相互応援の一般事項編〜(音声データ入り) (主な掲載内容) 第1章 相互応援の一般事項 第4章 教育・訓練 第5章 広報
○地震等緊急時対応の手引き〜応急給水・応急復旧・技術支援編〜 ○地震等緊急時対応の手引き〜応急給水・応急復旧・技術支援編〜(音声データ入り) (主な掲載内容) 第2章 平常時における応急活動の準備 第3章 災害時における応急活動の準備
○水道協会雑誌企画 地震等緊急時対応の手引き 解説シリーズ ・改訂の経緯、概要等について(令和2年8月号 掲載)(PDF) ・情報連絡・応援要請の手順、費用負担のあり方(令和2年9月号)(PDF) ・応援体制の構築、初動支援のあり方(令和2年10月号)(PDF) ・水道給水対策本部の組織・役割、応援組織のあり方(令和2年11月号)(PDF) ・応急活動マニュアルの整備、応急給水・応急復旧の在り方(令和2年12月号)(PDF) ・平常時における応急活動の準備、応急給水活動の詳細・事例(令和3年1月号)(PDF) ・応援受入マニュアルの整備及び災害時における技術支援(令和3年2月号)(PDF) ・水道事業体の取組事例(令和3年3月号)(PDF)
○広報用リーフレット(イメージ1) ○広報用リーフレット(イメージ2)
被災した水道事業体の給水を早期に確保するため、全国の水道事業体による相互応援(応急給水・応急復旧)のネットワークがあります。
○日本水道協会における災害応援の概要
令和3年度日本水道協会全国会議で開催したシンポジウム〜水道の“減災・防災、強靱化”〜では、過去の災害の経験から得られた教訓、これまでに実施した対策やその効果などを共有し、水道の強靱性を十分に発揮させるための対策について、ハード・ソフト両面からどのように取り組みを進めていくべきか、パネリストの皆様と様々な意見交換等を行いました。
1)基調講演 @ 『北海道胆振東部地震から得られた教訓や実施した対策と効果』(札幌市水道局) A 『東日本大震災の教訓』(仙台市水道局) B 『阪神・淡路大震災から得られた教訓や実施した対策 』(神戸市水道局) C 『平成30年7月豪雨災害の教訓』(広島市水道局)
2)パネリストの意見交換 @ 『強靱化・住民の方とのリスクコミュニケーション』 A 『長期停電対策/土砂災害対策』 B 『平常時や災害時における広報』 C 『関係者との連携強化』 D 『人材育成/確保』
3)今後、水道が目指すべき強靭化
南海トラフ巨大地震などの大規模災害が発生し、全国での応援が必要になることを想定した、全国の水道事業体が参加する訓練を実施します。
平成29年度情報伝達訓練 :平成30年1月24日(水) ※実施済み 平成30年度応援訓練 :平成30年11月6日(火)、7日(水) ※実施済み
全国の水道事業体等で検討・実施されている取組みを紹介いたします。
(水道事業体等の取組み) ○「水道局の災害対策」(東京都水道局) https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/suidojigyo/shinsai/
○「神戸市水道局からの災害応援にあたってのお願い(大規模災害時応援事業体用マニュアル)」(神戸市水道局) https://www.city.kobe.lg.jp/documents/25107/20200722_ouenjigyoutaiyou_manual.pdf
○「3回日本水道協会中国四国地方支部合同防災訓練 実施結果報告」(中国四国地方支部) http://www.jwwa.or.jp/upfile/upload_file_20200806001.pdf
○「南海トラフ巨大地震対策《全国の水道事業体に向けた緊急提言》」(大都市水道局大規模災害対策検討会) https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/suidojigyo/kentokai/kinkyu_teigen/
○大都市水道局研修講師派遣制度(試行) https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/suidojigyo/kentokai/haken_seido.html
(平成30年度応援訓練)《災害対策方法等情報交換会 資料再掲》
水道などのライフラインが止まった場合に備えて、普段から食料や飲料水などを備蓄しておきましょう。