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日本水道協会発行図書紹介 |
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水道施設耐震工法指針・解説(1997年版) |
本書は「1.耐震設計の基本方針」、「2.耐震計算法」、「3.耐震工法・対策及び構造細目」及び「4.耐震計算例」の4章からなっています。
耐震設計の基本的考え方として、地震動レベルで2ランク、施設の重要度で2ランクに分けて考えることで、2×2の4つのケースでの耐震水準を新たに盛り込みました。加えて、地盤の液状化についても判定の範囲を広げています。
また、3章では、耐震化に関して考慮すべき点について新しい知見を加え、従来よりも詳細に記述するとともに、新たに情報・通信設備の節を設けました。
更に、4章の耐震計算例では旧指針よりも内容を充実させるために、取水塔、導水暗渠、円筒形地上水槽、鋼製配水池、池状構造物、PC高架水槽、埋設管路、水管橋、シールド、立坑の10項目について、具体的な計算例を示しましたので、実際の施設設計時に役立つものと確信しています。
なお、震災後に出版された土木学会の土木構造物の耐震基準等に関する提言(第一次、第二次提言)、日本道路協会の改訂道路橋示方書等との整合も図っており、我が国における耐震技術に関する最高水準の情報を網羅することができました。
本書は、地震対策を担当する水道関係者はもとより、ライフライン施設の設計、建設あるいは維持管理に係る者の必携の書として、広く活用していただけるものと確信しています。是非とも、多くの方々に幅広く活用していただければ幸いです。
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